FXのナンピン買いとはどんなものか

FXの取引の基本テクニックの一つがナンピン買いです。例えば、FXを始めて1ドル100円の時にドルを買ったとし、その後相場が1ドル96円の円高になっていったとします。その場合、そのまま決済を行うと損失が発生してしまいますが、相場の変動は上下に動くものであり、決済を行わないでポジションをキープしていれば、1ドル100円に戻る可能性もあり、そのタイミングで決済をすれば損失は無かった事になります。一方、相場が反転するのを期待していたのにさらに円高が進んで1ドル92円にまでなってしまうと損失が大きくなるというリスクもあります。

そして、1ドル96円になった時点でさらにドルを追加で購入するのがナンピン買いとなります。1ドル100円の時に1万ドル購入し、さらに1ドル96円の時に1万ドルを追加で購入した場合は1ドル98円になった時にドルを売却すれば損失をカバーでき、ナンピン買いをしなかった時よりも2円分の円高で損失をカバーする事が出来ます。1ドル95円から100円となった場合であればナンピン買いしなくても損失をカバーできますが、1ドル98円まで戻った後に再び円高になってしまうという事も考えられるので、そのような場合はナンピン買いしていれば損失をカバーできますが、そうで無いとカバーできないという事になります。ナンピン買いは相場が反転するのを期待して購入するFXの基本テクニックですが、その一方で反転しなかった場合はさらに損失が膨らんでしまうリスクもあります。

そのためにナンピン買いはリスクも大きくなるという事を考えて実行するかどうかを検討するべきです。請求代行とはのことならこちら